和歌山県町村会
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上富田町は、町面積が57.49Ku、人口が平成22年の国勢調査で32人が増加して14,807人となりました。上富田町はコンビニ収納や町税の滞納に対しての制限措置に関する条例を早くから施行したことやスポーツ観光を進めていることから県内外からの視察があり挨拶や説明する機会があります。

私は歓迎の挨拶にあたり、先ず初めに「また君に恋している」を歌っている歌手の坂本冬美が上富田町の出身であることを話して笑いをとり、その後、町の説明を行います。町の説明としては『昭和の合併で現在の上富田町が発足したが平成の合併では町民の意向を踏まえ「単独の町づくり」を進めています。人口は昭和の合併時より5千人増加している。その要因として元来は「農業立町の町づくり」を進めていたが、昭和62年に策定した第2次総合計画で農業の良さを生かして「農業と商工業の調和のとれた田園工業型の町づくり」を目指すことを決め、農業は、「みかん」と「うめ」を組み合わせた栽培を、又、最近は消費地の動向や販売に協力して頂くための「都市と農村の交流事業」として消費者等をお招きして交流しています。商工業の振興の一環として、企業立地に努めていますが、立地企業に対して、国や県の企業立地助成を活用するとともに、町としても企業用地購入費用に対して町独自の補助制度を設けています。現在は、公的な企業団地は完売して企業用地が無いために民間に企業用地の造成をお願いしているところであります。

又、上富田町は生涯学習を町の行政運営の中心に位置付けして、「教育目標」を定めて町長部局側に生涯学習推進本部を、事務局は教育委員会へ設置して町全体で取り組む推進体制をとっています。特に青少年育成事業として、小学生には「子ども議会」、中学生には「海外交流事業」でオーストラリア・ダーウィン市郊外のタミンミン校と上富田中学校が交流締結して毎年20名の中学生を派遣しています。高校生は紀南6校の生徒と「青春シンポジウム」を開催して意見を聞き、これらの行事の中で出された提案事項は行政で生かす努力をしています。又、学校図書の充実を図るために文部科学省が定める「学校標準蔵書数」は達成していますし、毎年、新しい本を購入するとともに、夏休みには田辺市にある県立図書館へコミュニティバスを無料で運行し、読書マラソンと称して夏休み期間中に10冊以上の本を読むことを進め、考える力を養うことにしています。次に総合型地域スポーツクラブ「Seaca(シーカ)」を発足し、小学生のスポーツ振興を図っています。』と視察に来てくれた関係者に説明をしています。私は、他の行政機関の方とも意見交換してお互いの向上を図ることが必要と思っていますので、皆さま方の訪問や我々の訪問を受け入れて頂けるようお願いします。


 
【想うがままに】
■第1回 地方行政一筋 〜我が人生の半世紀〜 前みなべ町長 山田 五良
■第2回 私が最近感じていること 前北山村長 奥田 貢
■第3回 2期目に向けての所感 元かつらぎ町長 山本 恵章
■第4回 初心忘るべからず 有田川町長 中山 正
■第5回 蓬州 小山肆成 元白浜町長  立谷 誠一
■第6回 一期目四年間を振り返り 前紀美野町長 寺本 光嘉
■第7回 行政運営は、町民とともに 上富田町長 小出 隆道
■第8回 「日本一元気なまち」を目指して 九度山町長  
■第9回 故郷に想う 前由良町長 畑中 雅央
■第10回 初心を忘れず粉骨最新で 広川町長 西岡 利記
■第11回 先人に学び想いを形に 印南町長 日裏 勝己
 

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