近年、住民の権利意識と行政の対応が大きな課題となっている。 行政が何処まで対応するべきなのか頭の痛い事例が多く出てきている。
とりわけ福祉関係について多くの問題が生じているように感じている。高齢化が進んだ社会において避けることの出来ない問題ではあるが、一方では個人の資質に疑問のあるケースも多い。
行政がしてあたりまえと言う考え方があり、本当に本人がそう思っているのか、それが正しいと思っているのか疑問に感じることが多くある。
かつては、財政が豊かな時にバラマキと批判されるほど色々な施策を実施してきたことも事実であり、いまだ当事のままに意識改革されていないこともあると思われる。
厳しい時代を迎えた今、住民の方々も意識改革をしていただく事も必要である。
「自分でできることは自分でやる」この自立精神に立った社会生活を目指してほしいと思う。
しかし、本当に支援を必要とする社会的弱者と言われる人々には行政としてしっかりと支援をして行くことは当然の事である。
今、行政に求められている課題は多様化し複雑化してきている。
ことの本質を見極め、行政として住民の付託にしっかりと答えて行く事が重要であると痛感している次第である。
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